留萌本線に乗って深川駅までリターン

峠下駅の光景
 

留萌本線に乗って増毛駅を訪問の続きです。

折り返しの列車に乗って終点の深川駅まで向かいました。
今回は深川駅までの帰路について触れていきます。

留萌本線はローカル線なので、電車ではなく気動車が使われています。
気動車はディーゼル機関を動力としていので、線路の上には電線がなく景観がすっきりしています。

都市部の鉄道は電化されているのが普通なので、都市部でしか鉄道を利用したことがない場合は少々驚くかもしれません。

そんなわけで、増毛駅を出発して電車・・・じゃなくて、気動車に揺られていきます(笑)
 

留萌本線の車窓風景を眺めて

朱文別駅のホーム

車窓から見た、朱文別駅のホームです。
さすがローカル線というべきか、ホームは短く足場は板張りで、駅舎は奥に見えるように物置小屋のようです(;´∀`)

恐るべし、ローカル線・・・(汗)

舎熊駅の駅舎

舎熊駅の駅舎ですが、やはり簡素な建物です・・・
朱文別駅のよりは若干立派ですね。

・・・立派という言葉の使い方が間違ってるような気はしますが。

留萌本線の信砂付近の景色

上の風景は、信砂駅を通過した後に内陸側を見たものです。
畑と草原、家以外は何もありませんが、この景色が旅の良さを感じさせてくれました(*´∀`*)

留萌本線の風景

留萌本線の風景

留萌本線は増毛~留萌の区間が海辺に沿っており、車窓から海の景色を楽しめます。
この路線の運行本数が多ければ、途中下車してみたいものですが・・・

いかんせん、ローカル線は運行本数が少ないため、気軽に降りるのは難しいんです(;´Д`)
ローカル線を利用する際は、運行ダイヤを調べておかないと痛い目を見ることになります(汗)

 
平成25年(西暦2013年)時点で、留萌駅を通っているのは留萌本線だけですが、国鉄時代には羽幌線という路線も通っていました。
留萌本線は留萌から南方面の海辺を走っているのに対して、羽幌線は北方面へと走っていて幌延駅まで行くことが出来ました。

昭和62年(西暦1987年)に羽幌線が廃止され、現在のような路線状況になっております。

鉄道好きとしては、乗ってみたかったですね・・・
とても、残念です(´・ω・`)

 
留萌駅を過ぎてからは、山間に入っていきます。

峠下駅の光景

峠下駅は、ちょっとした秘境駅。
かつては有人駅でしたが、今では無人駅となっています。

なかなか雰囲気が出てますが、運行ダイヤに余裕があってもさすがにここで降りる度胸はありませんでした(;´∀`)

留萌本線の山岳地帯の景色

峠下駅を過ぎた後は、なだらかな山の中を森に囲まれながら進んでいきます。
ここら辺が一番、秘境っぽいエリアですね。

恵比島駅の駅舎

山を抜けた後、恵比島駅へと着きます。

恵比島駅は、平成11年(西暦1999年)に放送された朝の連続テレビ小説「すずらん」の撮影で足萌衣駅として使用されました。
写真に写っている駅舎には、足萌衣駅の看板が見えます。

昭和の雰囲気を持つ木造駅舎がいいですね~
いつかゆっくりと寄ってみたいです。

 
ちなみに、恵比島駅の駅舎はこの立派な木造駅舎ではなく、写真の奥にある隣の小さい建物です。
写真からだと分かりづらいですが(汗)

足萌衣駅の駅舎より小さいです^^;

国鉄ヨ3500形車掌車という車両を改造した駅舎なのですが、ドラマの撮影で木製の板が張られ、今でもそのままになっています。

 
恵比島駅を過ぎると、後は畑地帯を南下していきます。

留萌本線のどこか

のどかな風景がしばらく続き・・・

深川駅のホーム

そして、深川駅に到着です!
数時間ぶりの広い駅で、別の意味で落ち着きます(苦笑)

深川駅の駅舎

この後、特急スーパーカムイか特急オホーツクで札幌に帰りました。
さすがに1年5ヶ月も経っているので、どっちだったかは記憶が曖昧です(笑)

現在の時刻表を調べた限りでは特急スーパーカムイだと思うんですが・・・
当時の特急の運行ダイヤと同じ確証がないので^^;
 

おわりに

今回は北海道のローカル線である「留萌本線」に触れました。
多分、今後も触れる機会はあると思います。今でも北海道在住なので( ̄▽ ̄)

以上、留萌本線での一人旅でした。
それでは、次回にまた!